大量に必要となるアミノ酸を補給するために先に上げた肉や卵などの高たんぱく食品をたくさん食べたとします。確かに一部は補えます。ただし十分とはいえません。その理由。まず第一に、体内でのたんぱく質の合成プロセスは非常に複雑なため、完璧に合成できるわけではありません。第二に、摂取したたんぱく質の分解には、消化酵素の原料として大量のアミノ酸が消費されますので、アミノ酸を得るためにアミノ酸が使われるという非効率の事態が発生します。さらにたんぱく質の多い食事は、往々にして講師暴食になりやすく、必要以上に志望を摂取してしまうことにもなりがちです。なお、スポーツサプリメントとして幅広く普及しているプロテインパウダーも、同じ理由で非効率といえます。
食事では十分補えない
スポーツ選手の場合、日々のハードトレーニングによって特にアミノ酸の消費が増大します。常に良好なコンディションを維持し、質の高いトレーニングを続けていくためには、大量のアミノ酸が必要になるのです、その必要量は、普通の人の1.5〜2倍とも言われています。
トレーニングによって消費量が増大
アミノ酸は全部で22種類ありますが、そのうち8種を必須アミノ酸と呼び、体内で合成できないため食物から摂取しなければなりません。そして、必須アミノ酸を素にして、残り14種の日必須アミノ酸を体内でつくります。必須アミノ酸は肉、卵、乳製品、魚介類、豆、穀物などの食品に含まれていて、これらを十分に摂取していれば事足りると思われがちですが、体内での消化吸収はそれほど単純ではありません。
体内では合成できない
人体のパーツのほとんどは、たんぱく質無しには作れません。
人体全体の乾燥重量の、実に80%がたんぱく質なのです。そして、その素となる物質がアミノ酸。たんぱく質は、数個のアミノ酸が結合した単純なものから、何千個のものアミノ酸の結合による複雑なものまであり、数十億年前の地球上にアミノ酸の存在が認められてから、様々な生命進化のベースとなっています。もちろん現在でも私たち人が生命活動を続ける上で、最も重要な栄養素の1つであるわけです。人体を構成する組織の材料として、そして活動のエネルギー源として、日々消費されるののもです。生命を維持するために、必要不可欠な栄養素なのです。
スポーツ選手にとってアミノ酸とは?
生命活動の根源